WindowsXPのWebDAVクライアント
- WebClient(エージェント名 Microsoft-WebDAV-MiniRedir/5.1.2600)とWindows2000時代からあるクライアント(エージェント名 Microsoft Data Access Internet Publishing Provider DAV 1.1)の2つがあり,アクセス対象によって2つが切り替えられる.WebClientサービスがデフォルトらしいが実際には現在どちらが使われているのかユーザーが知るのは難しい.
- WebClientはNetBIOSとの関係が深く,WebDAVのファイル共有と(ポート80番)とWindowsのファイル共有(ポート139,445番)をなるべく統一的に扱おうとしているらしい.
- 一つの共有ファイル名に対して両方のアクセスが発生することがある.
- 両者の共有には名前の取り扱いやユーザー認証法に違いがあるのでWebDAVサーバーにFQDNでアクセスする場合にアクセスできなかったり,Windowsファイル共有にWebDAVのタイムアウト待ちが発生してアクセスが遅いなど問題が起ることがある.
- IIS以外のサーバーを用いている場合やポート139,445のアクセスを発生させたくない場合はWebClientサービスを停止した方が良い(?)
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