Skype不通再来
- またスーパーノードが崩壊した.
- ポート443とポート80およびUDPの不特定番号の大量スキャンが連鎖的に発生する.
- 前回はWindowsの再起動という外的な原因, それも充分システム設計時に考慮しておかなくてはいけないことだが, 今回は自プログラムのバグによる連鎖反応が原因だそうで, 前回よりレベルが下っている.
- 「神の見えざる手」にまかせるのが無理だということは3年前にわかっていたのに, 慌てて公的ノードを注入している. 結局3年間何も対策できていないことが明らかになった.
- クライアントが発狂してパケットを大量生産する現象もまったく改善されていない. ネットワーク負荷を与えないよう制限するという発想自体がなく, インフラは自分の思うままいくらでも使用して良いと考えている. ダダ電話を餌に掻き集めた1億人を共犯に世界中から少しづつ富を掠め取る. それがSkype.
- 2007年当時の日本ジェネラルマネージャーのBlog
総合的に見ると、今回の障害は、誤解を恐れずに書くならば、メディアへの露出も高まったし、ライバル製品との比較も行われ、しかも優位な結果になったし、 Skype常用者にとってもたまに「空気」を意識するきっかけにもなったし、良いことずくめであったように思う。(略) 繰り返しになるが、もう同じ原因でSkypeが止まることはない。
- 「ああ, やっぱりまたやったか. いつかまたやるだろうな. 二度あることは三度あるって昔の人も言ってたらしいよ」